コペンを購入しようと考えている人には、高速道路の走行を不安と思っている方もいます。
私は旧型コペンを5年、新型コペンを3年乗ってきた経験があります。
今回はコペンが高速道路の走行に向いているか解説していきたいと思います。
コペンの高速道路の長距離走行は問題無し!
はじめに結論を言いますと「コペンの長距離走行は問題無し」と考えています。
その理由は下の4点です。
私は九州~大阪の往復をしたことがありますのでその経験を踏まえて紹介します。
走行スピード、安定性に問題無し
コペンは軽自動車規格ということもあり、純粋なスポーツカーでは無いですがスピードは十分出ます。
時速は140km/hでリミッターがかかりますが、
高速道路の制限速度100km/hのため、日本の環境下では過不足ないと感じました。
また、全仕様ターボ搭載で加速力も十分あります。
追い越し車線での加速も問題なく走行できました。
車体が2シータで軽いので、上り坂も問題なく走行できます。
横風の影響を受けにくく安定している
高速道路では車体の大きい車は横風にあおられてフラつくことがあります。
それに対して、コペンは車体が小さいので、横風の影響がかなり少ないです。
さらに車体も低いことで、安定性においては普通のコンパクトカーよりも良いです。
とは言え異常な強風や雨などは注意が必要なので、過信は禁物です。
ガソリン満タン時の走行距離は約500km
コペンのガソリンタンクの容量は30ℓです。
私のコペンは通勤車メインで3年ほど使用していますが、17~18㎞/ℓの燃費となっています。
高速走行時はもっとよくはなると思いますが、この燃費で言うとタンク満タン時には500kmはもちます。
九州~大阪ほどの距離になると一度が給油する必要がありますが、燃費の低い車と比べるとかなり良いと思います。
シートはフィット感良く腰への負担が少ない
私は腰痛もちのため、シートが合わないと1時間も走行していられません。
以前オーリスに乗っていたこともありますが、シートが合わな過ぎて30分毎に休憩しなければつらいほどでした。
それに対して、コペンのシートはフィット感が良く長時間の運転でも腰へのダメージが少ないと感じました。
旧型のコペンのシートでも同じ距離を走りましたが、オーリスと比べるとだいぶ良いです。
今の新型のコペンはS仕様でレカロシートのためより良く感じています。
その理由はシートのサイドが大衆車のようなフラットではなく、張り出していることで体をホールドするためです。
コペンの高速道路の走行でイマイチと感じたポイント
先ほどとは反対に高速道路での長距離走行で、私が少し不便や不満を感じたポイントを紹介します。
助手席は狭く足が延ばせない
運転席はペダルを踏むスペースあるので問題はありませんが、助手席は足元が狭いです。
私は168cm程度の伸長ですが、常に足は折り曲げて乗る必要があります。
足が延ばせないのは長距離走行ではキツイこともあるので、その場合は休憩が必要です。
身長が高い方が助手席に乗る際には確認しておいた方が良いでしょう。
ルーフクローズ状態では腕が伸ばせない
私は168㎝の伸長ですが、真上のスペースはコブシ1.5分のスペースしかありません。
また、後ろ側も壁になっているので、コペンの屋根が閉まっているときには手を伸ばすスペースがありません。
長時間の走行で疲れている場合は、休憩スペースで良く体を伸ばしておきましょう。
休憩時に車の中でくつろぐのは難しい
コペンは2シータでリクライニングが多少できます。
しかし、コンパクトカーのように真っすぐ倒すことができないので、体を寝かすということはできません。
高速道路の休憩時に横になりたいときはサービスエリアのベンチでする必要があります。
トランクが広いので、トランクで横になるという猛者もいますが、乗り降りが不便です。
飲み物が取りづらい
長距離運転時には飲み物を飲むと思います。
コペンのドリンクホルダーは後ろ側にあるため、かなり取りづらく不便です。
私の場合は市販のドリンクホルダーを真ん中のエアコン吹き出し口に取り付けています。
ただ、ほとんどスマホ置きと化しています。
今は下のドリンクホルダを使ってます。
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まとめ
コペンは高速道路での走行を問題なくこなせる車です。
しかし、小さい車ゆえの不便はありますので、その点は把握しておいた方が良いです。
私は不便も理解した上でコペンを楽しんでいます。
ドリンクホルダーなど工夫次第で改善することも可能なので、何か思いつくことあれば追記したいと思います。
コペンの購入の参考になれば幸いです。